孤児院育ちの聖女。
元々は貴族の私生児。6歳までに魔力の発現が見られなかった為ルシル（2歳）と共に孤児院に捨てられる。
孤児院でもろくな扱いもされず必死に幼すぎるルシルを守って暮らしていた。

12歳の頃魔力欠乏症を発症したルシル（8歳）の為に魔力供給者を探していたが、孤児院内にも近隣貴族にも供給できる程の魔力を持った者も善意を持った者もいなかったが偶然セオドアに遭遇。
セオドアがルシルに魔力を分け与える際のこぼれた魔力に反応し聖力を使えるようになった為ルシルと共に神殿行きが決まる。

聖女見習い時は同じく神官見習いのベアと仲がよく励まし合って過ごし、惹かれていたが自分に自信がなく気持ちを伝えられなかった。

15歳で白と黒の世話役になり、18歳で気に入られ契約し聖女となる。（命時の契約により長寿になる。)

24歳の現在は最高位龍神付きの聖女として高い地位で魔王や人間の王族と平和協定を維持する活動を行っている。ただ神殿内の貴族や庶民等立場の問題での争いでは常に頭を抱えている。

見習いの時とは別の意味でベアに気持ちを伝えられないまま成長し、このまま自身の気持ちなんで知らずにベアが幸せに生きてくれる事を願っている。が、周りにはバレバレで応援されている為複雑。

​家事全般が苦手。

​人間の王子に気に入られているが王妃の実家が出自の為嫌悪している。